エナジーソイルについて

もともと弊社は土木・管工事を本業としており、建設現場で発生する土の処分に困っていました。
土壌汚染対策法(土対法)が平成14年に制定され、土壌汚染に対する関心が高まったことにより開発を開始。
さらに平成17年より改良土リサイクル事業を開始致しました。
土対法は平成22年に改正され、汚染土の掘削除去による処分場廃棄ではなく、現地での適正処理を推奨しています。
その過程でエナジーソイルの取り扱いを開始致しました。

福岡県リサイクル製品として認定を受けました

エナジーソイルの特徴

施工業者様にとって作業面での大きなメリット

・高含水の土に利用できる!

今まで難しかった高含水の土に利用ができます!

・pHが中性域。安全で作業が容易。

pHも早い時期に中性域へ。(中性タイプは初期から中性域を示す。)
重金属も効果的に不溶化する。反応後も中性域で、河川、湖沼、田畑等でも安全に使用が可能。
作業面でも中性なので作業する方の安全も。
自走式改良機との組み合わせで粉塵対策済み。反応熱も穏やかでやけどの心配がありません。

・再泥化しにくい。

ポゾラン反応・エトリンガイトの固化反応で再泥化しにくい土になる。

・中層改良、再掘削が可能

製品の形状を粉体だけでなくスラリー状でも可能とした為、ロータリーブレンダーやバケットミキシングなどによる中層改良も可能。強度を保ちながらも、材料にセメントが含まれていないので、再掘削も可能。

施工業者様にとってコスト面での大きなメリット

・工期短縮につながる→コストの削減につながる。

掘削除去の行程の必要がなくなるので、工期も短縮することができます。
従来の工法である、掘削除去の行程の必要がなく、固化機能も備えている為、埋め戻して土壌改良の必要がありません。

・設備費が安い。

改良土センターのような固定施設ではなく、バックボウ等の汎用重機や自走式改良機で施工可能。

環境面でもメリットが大きい

・建設残土をそのまま利用できるので環境にやさしい。

建設残土を今までのように掘削除去して廃棄処分する必要がないので、土も再資源化が可能となり環境にもやさしい。

・原料自体がリサイクル

高炉スラグを原料としているが、主流の高炉セメントなどセメントとの配合ではなく、ペーパースラッジ灰(製紙工場の灰)やリサイクル石膏等のリサイクル材を原料としている。

・pHが中性域の為、自然にも安全に使用が可能。

pHが早い時期に中性域へ。(中性タイプは初期から中性域を示す。)
重金属も効果的に不溶化する。反応後も中性域で、河川、湖沼、田畑等でも安全に使用が可能。

・緑再生が可能

農業では、灰を肥料材として活用することもあり、pHバランスも可能。

他の固化材との比較

種類 対象となる土 性質(pH) 固化速度・強土 固化熱 作業環境と周辺環境への影響 添加量
エナジーソイル 高含水泥土・残土 初期9-12
早期で中性域
早い(2h-1日)
再泥化しにくい
ほとんどなし ほとんどなし。粉塵少量。 2-10%
生石灰系 泥土・残土 初期12-14
ゆっくりと中性域
遅い(1週間)
再泥化しにくい
大量発生 粉塵発生。
化学やけど熱やけどに注意
におい・蒸気あり。
2-12%
セメント系 泥土・残土 初期13-14
長期間アルカリ性
早い(1日-2日)
再泥化恐れあり
発生しない 粉塵発生。肺・気管支炎の危険あり。 2-12%

ページのトップへ

効果実証実験

PH中性実験:魚も育つ、食物も育てられます。

ドクトール添加後養生

ドクトール添加後養生

ヒメダカ投入後

ヒメダカ投入後

ドクトール添加後養生

ドクトール添加後養生

ドクトール添加後養生

ドクトール添加後養生

ドクトール添加後養生

ドクトール添加後養生

ドクトール添加後養生

ドクトール添加後養生

再泥化実験:再泥化しにくい!

実験 左より、石灰を原料とした固化材30kg/㎥、エナジーソイル30kg/㎥、エナジーソイル50kg/㎥

浸水3日目

浸水3日目。全て変化なし。

浸水7日目

浸水7日目。石灰は再泥化。

ページのトップへ